WORKS

丁度良いが詰まった家
 

LOCATION

葉山町一色

FLOOR SPACE

2LDK/24坪

PROFILE

夫婦+大型犬

小高い坂を登っていくと、ネイビーに塗られた擁壁の上に大人しく、誇らしげにスケルトンハウスが顔を覗かせます。「夫婦平等に、どこに居ても気配を感じられるような温かい住まいにしたい」というテーマを元に、上品でシンプルな家を目指しました。床は黒木と呼ばれる国産の杉材で統一し、2階の天井には思い切ってレッドシダーの羽目板貼りで施工。程よいラフ感と、上品さがバランス良く保たれた、ご夫婦のセンスが光るスケルトンハウスになりました。タイルの壁と床のタイルを、同じ素材でさわり心地を変えたり、水回りの機器をメーカー統一で揃えたり、些細なところでメリハリをつけ、知れば知るほど拘りが見えてきます。ニュートラルだけどしっかりとした意思を持つ、ご夫婦らしさが出ている家になりました。[ 2018年7月竣工、写真:東涌写真事務所 ]

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一番景色の良い角にFIX窓を配置し、明るいリビングとなった。書斎スペースと仕切っている壁には小窓を設け、向こうの様子が感じられる。

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モールテックスの天板とシナ合板で作られたキッチン。ウォールナット色のオイルステインで着色し、ラフすぎない、程よい温かみのあるキッチンに仕上がった。リビング側はダイニングテーブルになっているので、忙しい朝も効率が良く食事ができる。

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玄関はコンパクトに見えて、ウォークスルークローゼットと階段下で収納スペースを十分に確保。壁を一枚立てることで風通しが良いまま、目線を遮ることができる。

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書斎はデスクトップを2台並べても広々作業のできる、作り付けのテーブルを設置。程よい狭さが落ち着く、集中力の上がるスペースとなっている。

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水回りはシンプルで、清潔感のある空間となっている。さわり心地の違うタイルを選んだり、市松模様に貼ってみたり、ちょっとしたタイル遊びが見え隠れする。

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