WORKS 23

ミニマムライフを楽しむ家
 

LOCATION

小田原市

FLOOR SPACE

1LDK / 18坪

PROFILE

夫婦

昭和を代表する建築家 増沢洵の「最小限住居」。3間×3間の正方形を平面のプランとし、最小限の材料で必要な構造耐力と生活の要素を内包したその家は「9坪ハウス」という呼び名の下、後世の数々のデザイナーや建築家によってリメイクされ、シンプル志向の新しい住まいとして今なお注目されています。Sご夫妻はそんなミニマムスタイルをスケルトンハウスで実現しました。1階が9坪、2階が9坪という限られた空間の中でも、広くとった玄関や抜け感のある階段のおかげで、狭さを感じさせません。細部の部材も気に入ったものだけを厳選しました。小さくすることで見えてきた、自分たちにとって本当に大切なことを形にした豊かな住まいが完成しました。[ 2017年05月竣工、写真:東涌写真事務所 ]

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1階の奥に設けた無駄のないデザインのステンレスキッチンは、シンプルだけに自ずと機能的で長く使い込めそう。白いタイルにグレイの目地を合わせてインダストリアルな雰囲気に。床や窓枠の木部がナチュラルさを添え、バランスよく調和している。

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キッチンの背面にダイニング・リビングスペース。建物をコンパクトにしたことで前庭にゆとりが生まれ、そこへ面して大きく取った開口部が、室内の開放感を増している。

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玄関から入って正面のグリーンがかったブルーの扉の奥がトイレ。床のタイルはシックな色合いながらモザイクにすることで遊びが生まれている。手洗いもミニマムで小気味が良い。コンパクトな家でありながら収納がしっかりと確保されているのもこの家の特徴。階段下のスペースも無駄なく使っている。こだわって選んだ真鍮製のつまみは、華奢なフォルムが「用美」を物語る。

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2階は鮮やかなブルーの引き戸の奥が洗面所と浴室。手前はゆったりと使える寝室兼もう一つのリビング。白い引き戸の奥はたっぷりと収納できるクローゼットとなっている。

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こちらはブルーの引き戸の奥の水回り。洗面台のタイルはキッチンと合わせて白にグレイの目地とした。蛇口や洗面ボウルもシンプルかつどこか可愛げのあるフォルムを選択。洗濯機置き場との位置関係にも無駄がない。向かって右手の壁には、写真には写っていないが背丈以上の扉付きの収納棚が内包されている。

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