WORKS 18

モダン・アメリカン
な家

LOCATION

鎌倉市腰越

FLOOR SPACE

24坪

PROFILE

夫婦

揃ってサーフィンを愛するKご夫妻には、歩いてすぐに七里ガ浜のちょうど鎌倉高校前のポイントに出られるこの立地も、願ってもないギフト。海から上がって自宅の外シャワーで砂を落とし、そのまま裏口からバスルームへ直行できる導線を引きました。室内の床はフローリングや天然石の他、アメリカンスタイルらしくカーペットも採用し、素足で歩く感触も楽しめます。現代を代表する空間デザインの潮流を巻き起こしたACE HOTELのように、どこかクラシックでありながら、自由でアーティスティックな空気。ヴィンテージの家具も、無骨なマテリアルも、オーガニックなグリーンも、ぜんぶ懐に収めてしまうであろう知的な柔軟性を持つ家が誕生しました。[ 2016年12月竣工、写真:東涌写真事務所 ]

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陽当りの良い2階のLDKの一画には、小上がりを設けた。ふだんのくつろぎの場として、あるいは客人のためのベッドとして活用する。和風に転びすぎないように、天面にはカーペットを採用した。ダイニングとキッチン部分の床にはグリーンがかった天然石を敷き、壁のない1つの空間の中でシーンとスペースをゆるやかに分けている。

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キッチンはアメリカンなイメージでコの字型にこだわったオリジナル造作。天板には明るいグレージュ色のモールテックスを使用。カウンターの側面や引き出し、扉部分は黒板のような濃いグリーン、つまみ類は真鍮というこってりとした組み合わせであるが、シンクや壁のタイルの白が明るく軽い抜けを出し、全体としてのバランスを保っている。

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1階の主寝室の開口部は、押し上げ式の窓と天井近くに設けた窓のみで、プライベート感のある空間となっている。ダークグレーの壁の一方に、施主が弟さんから贈られたというレッドシダーの板を貼った腰壁を作り、ベッドのヘッドボードのように使う予定だ。

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洗面台は木で作った土台にグレイのモールテックスで仕上げた。シンクをはめ込まずに、モールテックスの耐水性を生かして造作している。シンプルな蛇口はマットな黒にこだわって探し抜いたもの。背の高いKご夫妻に合わせて、洗面台の位置はかなり高めだ。

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洗面室の背後にある浴室は白い長方形のタイルをグレイの目地で貼りスタイリッシュな印象。壁の一部に作ったくぼみが海外の浴室を彷彿とさせる。2階のトイレの床には深いグレイの六角形のタイルをセレクト、シンプルな設備の白と壁のグレイッシュな水色との組み合わせにより、清潔感がありながらもクールすぎない落ち着いた空間となっている。

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